イッカフェ!

TOEIC920点主婦が、楽しくおうち英語を実践しています。英語やその他教育、育児に関する役立つ情報をお届けします。

身の回りの英単語を効率よく覚える方法!「よく使うのに英語じゃ言えない」をなくす

f:id:mikanchan-77:20211215121608j:plain

こんにちは!みかんです🍊国際空港勤務→イギリス留学→貿易商社勤務→専業主婦でTOEIC920点。現在は小1の息子とおうち英語実践中!


皆さんは、下記の言葉を英語で自信をもって言えますか?

 

・空気清浄機

・コンセント

・掛け布団

 

正解は…

 

空気清浄機 : air purifier 

コンセント : outlet

掛け布団 : comforter

 

だそうです。

 

お恥ずかしながら過去に留学経験のある私も、おうち英語をしている息子もパッと出てきませんでした…(〃ノωノ)

 

これらは日常生活で普通に使う言葉ですし、英語圏で育っていれば小さな子どもでも知っているものです。

 

なので本当はもっと早く覚えるべきだったのですが、私自身難しい単語ばかりに気を取られ、こういった身の回りの単語を疎かにしていたことにハタと気が付きました。

 

そして、このたび対策してみたのですが、あっけなく覚えられてしまって拍子抜けしております。

 

「もっと早くやっておけばよかった~」って感じ。

 

対策と言っても『ポストイットに書いて対象のモノに貼る』と言う簡単な方法ですが、侮るなかれ、非常に効率的なよい覚え方だと思います。

 

人気書籍である「ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語」の著者、斉藤淳さんのキッズ教室でも、水道の蛇口には「faucet」のシールが貼ってあるそうです。

 

実際にやってみると、まるで家の中がピクチャーディクショナリーになったような感覚で分かりやすいし、頻繁にその英単語が目に入ってくるのですぐ覚えられます。

 

おひとりでも、お子さんとでもできる方法なので良かったら参考にしていただけると嬉しいです。

 

もくじ

お玉って英語でなんて言うんだ…?

f:id:mikanchan-77:20211215123022p:plain

 

身の回りの英語を覚えようと思ったきっかけは、ふと「お玉」って英語でなんて言うんだ?と思ったことでした。

 

実は私、最近英検1級の単語を覚えようと勉強しています。

 

英検の勉強をすると、映画やニュースをみている時なんかに「あ、これ意味わかる!」という喜びがあったりしてとても役立つのは承知しているのですが、

 

もしも私が今の生活をそっくりそのまま英語圏でしていたら、英検1級に出てくる単語よりも前に「お玉」は知っているんじゃないかと思ったのです。

 

何というか…、

 

英語圏で育っていれば子どもでも当たり前に知っている単語を私自身がすっ飛ばしてきてしまったように感じました

 

なので、まずは『身の回りにある英語で言えないもの』のリストアップから始めました。

 

身の回りの英単語を効率よく覚える方法

f:id:mikanchan-77:20211215123143p:plain

①『身の回りにある英語で言えないもの』をリストアップ

部屋の中をぐるっと見渡して英語で言えないものをリスト化してみると、私の場合、出てくる出てくる色々ありました。

 

こんなにも言えないものがあるなんてと驚いた。

 

空気清浄機

コンセント

ゴミ袋

サランラップ

掛け布団

ザル(キッチンの)

たわし

松ぼっくり

お玉

フライ返し

体重計

コースター

食器用洗剤

観葉植物

雑巾

おろし金

調味料

牛乳パック

などなど…

 

そしてこのリストは日に日に長くなっている。

②ポストイットに一つずつ書く

リスト化の後、それらの単語を英語でどう言うのか調べてポストイットに書きだしました。

 

調べる時はネットや辞書の他、OPD (Oxford Picture Dictionary) も活躍しました。

 

OPDは以前記事にしましたが、トピックに関連する単語がページごとにまとまっているので今回の用途にぴったりでした。

f:id:mikanchan-77:20211214135257j:plain

 

www.iccafeblog.com

ネットでは、例えば「リビングにあるもの 英語」などで検索するとリビングにあるものを英語で何というのか一覧でずら~っとまとめてくれているブログ記事があり、便利です。

 

そういった記事を利用すると一つ一つ調べなくてもいいので効率的な反面、正しい情報を載せてくれているかは不明なので、信頼のおけるサイトを活用しよう。

 

また、出来たら一緒に使う動詞もセットで調べるとなお良いです。

 

例えばお玉の場合、『 ladle 』 と言う単語を言えるようになっても、

「お玉ですくう

は言えないこともあるからです。

 

なので、同じタイミングで動詞も調べて「日常生活で自分が絶対言う例文」を作り、ポストイットの余白に書きこんで覚えると効率的&実用的だと思います。

③対象のものに張り付ける

単語を書いたポストイットを対象のモノに張り付けます。

 

f:id:mikanchan-77:20211215125853j:plain

カナダ人の講師に聞いたら、実際にはリモコンはremote controlよりもremoteって言う方が一般的らしい。

 

おろし金などポストイットを直接貼れないものは、それを入れている棚などに張り付けました。

 

この作業を完了すると、家がピクチャーディクショナリー化します。

 

④使うたびに読み上げる

そして、そのポストイットを使ったり見たりするたびに読み上げます。

 

息子も文字が読めるので、目に入ると読むこともあります。(毎回では全然ないですが気が向いた時に💦)

 

家の中にあるものって実は簡単な単語が多かったり、日本語でも似た名前で呼ぶものがあったりするので、結構あっという間に覚えられちゃうと思う。

 

⑤できれば家族に使う

わが家はおうち英語をやっているので、家族にもこれらの単語に親しんでもらおうと思っています。

 

なので、自分が覚えた単語を使って

 

・I’ll skim the scum off the top with the strainer.(あくとりで灰汁をすくおうっと!)

・I’ll put the kettle on the stove. (ヤカンを火にかけようっと!)

 

などと家族に聞こえるような大きめな独り言を言ったり、

 

・Can you plug in the air purifier ?(その空気清浄機のコンセントを差し込んでくれる?)

・Can you wring out this rag?(この雑巾を絞ってくれる?)

・Can you water these home plants?(これらの観葉植物に水をやってくれる?)

・Can you take the gabage out?(ゴミ出ししてくれる?)

 

などと意識的にお願いして使っています笑

 

そうすると、家族も覚えられるし、私の練習にもなり一石二鳥。口に出していくことで、知っている単語から使える単語に昇格する気がする。

 

※上の英文はカナダ人の講師に添削してもらっていますが、もし不自然だったり間違いがあれば是非コメントよりご指摘くださいませ<(_ _)>

周りへの配慮もお忘れなく

 

f:id:mikanchan-77:20211215123454p:plain

この方法のデメリットとして、あちこちたくさんポストイットを貼ってしまうと部屋がゴチャつきます💦

 

同居の家族がいる場合、それを心地いいと思わない可能性もあるので、

 

いっぺんに何個までと数を決めて貼ったり、覚えたものはすぐ外したり、なかなか覚えられないものだけ貼ったりの工夫があった方が良いかもしれません。

 

また、子どもと取り組む場合には、覚えることを強要すると嫌がられてしまうかもしれないので、楽しい雰囲気でやれる範囲で取り組むのがおすすめです。

 

まとめ

f:id:mikanchan-77:20211119105946p:plain

今日は家の中にある「よく使うのに言えない単語」を効率的に覚える方法をご紹介しました。

 

ポストイットに書いて対象のものに貼り、使ったり見るたびに読み上げ、覚えたら剥がすと言う簡単なやり方ですが、効果的だと思います。

 

動詞とセットで覚えたり、家族に使ってみると更に効率的に覚えられます。

 

良かったらお試しください。