イッカフェ!

TOEIC920点主婦が、楽しくおうち英語を実践しています。英語やその他教育、育児に関する役立つ情報をお届けします。

楽しい「子ども英語」はなぜ身に付かないの?レビュー

f:id:mikanchan-77:20200312230841p:plain


こんにちは!

 

みなさんは、自宅で英語育児するにあたり、どんなタイミングで何に取り組むべきか迷うことはありませんか?

本当に子供が英語を習得するために、今やるべきことってなんだろう?と思っても、情報が多すぎて何を信用してよいのやら…と考え込んでしまったり。

 

私はこれまで、英語育児をされている人気ブロガーさんが推奨する方法で、自分も納得できるものを日々の学習に取り入れてみたり、子供の興味をひきそうなものを、その時々の感覚で取り入れてきました。

感覚ベースなので、根拠のないフワッとした感じでした。

 

 でも、そんな私の「感覚に頼ってやっていた取り組みの一部が、実は科学的にも効果があるとされていると2冊の本を通してわかりました。

もちろん「一部」なので、他の部分は出来ていないことも多かったですが、それでも息子が緩やかながらも着実に英語力をつけていっているのは、自分の行ってきた取り組みの成果なのかも!と思えて嬉しかったです。

 

また、その本たちは子供の英語力を更に飛躍させるために、

 

英語育児のベストな取り組み方」

 

をわかりやすく示してくれていたので、今後もずっと手元に置いておいて悩んだときに読み返したいと思えるものでした。

 

2冊ともしっかりした研究に基づいたメソッドのようですので、この記事を読んでもし気になったらどうぞ読んでみてください。

 

今日はそのうちの1冊 楽しい「子ども英語」はなぜ身に付かないの? をご紹介します。

 

 

 

 著者紹介

まずは、この本の著者の松井義明先生ですが、早稲田大学在学中より早稲田アカデミーの教鞭に立ち、「偏差値のマジシャン」と呼ばれていたお方です。そこで塾講師としての経験と実績を積み重ねるも、当時のやり方に疑問を感じ渡米。コロンビア大学ハーバード大学の両大学院に進学し、16年の在米研究期間を経て、現在「早稲田アカデミーIBS」、「多読英語教室早稲田アカデミーEnglish ENGINE」などを開発・監修されているそうです。

 

凄い経歴ですよね。「ハーバード」という言葉を聞いただけで、なんか凄いっぽいぞ!と思ってしまう私…

 本の内容

さて、本の内容ですが、この様な素晴らしい経歴をお持ちのかたにも関わらず、難しいことを書くのではなく、実にわかりやすくシンプルに書かれています。

 

「英語を忘れてしまう子と身に付く子の違いや、身に付けるためにはこうすればいいんだ、という話」

 

が具体的に示されています。

 

個人的に特に参考になったのは、「英語の読書が出来るようになる三段階学習法」が紹介されているチャプターの中で

 

フォニックスを習得するために実際に先生の塾で使用されているテキストが紹介されていた

・そのテキストを使用しての学習ステップが丁寧に解説されていた

 

の2点です。

しかも、フォニックスは親が教えてあげることも出来るという内容の事が書かれていました。(ちゃんと教えられるかどうかは親のヤル気や根気にもかかっているかもしれませんが。)

 

ちょうど先日、知り合いのママからフォニックスを学習した娘さんが英語を読めるようになり、英語力も上がったという話を聞いたばかりで、我が家もフォニックスに取り掛かろうと思っていた矢先だったので、早速この本に紹介されていたテキストを購入しました。

 

追記結果的にそのテキストに取り組んで、息子の英語読みがかなり進化しました。

また、別記事にまとめます!

 

 

それから、この本を読んでギクッとしたのですが、私が今までやってしまっていたある行動が、実はNGだったというのもありました。

 そのNG行動とは、自分が子供の頃から学校で教わってきた、英語と日本語を対で覚える「日英変換学習」です。

 

日英変換学習を行っていると何故だめなのか、また英語を英語で理解する英語脳を作るために、子供に対し親が取るべき行動とはいったい何か。

 

親は意識と行動を少しシフトするだけなのですが、そこから大きな差が生まれてくるのだと知り、私も早速行動を改めました。実際やってみれば、親がいちいち日本語に変換してあげなくても、子供は案外英語のまま受け入れてくれました。

 

その他にも、英語脳が育つ英検の受け方なども紹介されていましたので、英検に興味のある方にはそちらも参考になるかと思います。(我が家は今のところ英検は視野に入れてませんので、軽く読みました)

 

余談ですが、松井先生の塾「IBS御茶ノ水アカデミー」には、1万冊を超える英書が設置されているそうです。なんとも恵まれた環境。羨ましい…

私も英語多読をなんとか頑張っているのですが、本の入手には苦労しています。

 

本の中で先生もおっしゃっていましたが、日本にも「英語の図書館」が各地に出来る事、私も切に願います。

子供たちが小さいうちから当たり前のように英語に親しめる環境が身近にあったら良いのになぁ。

 

英語育児を実践されている方必見の本についての記事です。

👇

mikanchan-77.hatenablog.com

英語育児の参考になるアドバイスが満載の本についての記事です。

👇

mikanchan-77.hatenablog.com