結構前に、Oxford Picture Dictionary (以下OPD) を買いました。
もともとLongman Children's Picture Dictionary
これ⇓
を持っていたのですが、とてもよかったので、他の絵辞典も欲しくなりAmazonでOPDが高評価だったので買ってみたのです。
5歳の息子にはまだ早いかな?と思ってはいたのですが…
届いてみたら、案の定難しかったです。
Longman Children's Picture Dictionaryはイラストも可愛いし、内容も動物やら季節やら海賊船やら幼児が好きそうなものがもりだくさんで、単語数も控えめです。
それに対しOPDは、People、 Housing 、Food、 Healthなどの、私たちの身の回りの単語をシーンごとに分けてイラストで細かく教えてくれる絵辞典です。
イラストはリアルで、楽しいとか、可愛らしい感じではありません。
マジメに意味を伝えようとしている感じです。
そして、本当にたくさんの単語が載っています。
例えば、「肉」がテーマのページでは、肉の種類だけで単語が25コ載っています。
これを覚えてしまえば、海外でも肉屋で肉が買えると思います。
こういった感じで難易度の高い絵辞典なので、息子に使うのは諦めて私が勉強に使用していました。
この絵辞典は、英語を学ぶ大人にとってすごくいいんです。
視覚を利用して意味を理解しやすい点や、シーンごとに使えそうな単語がまとまっているので単語が覚えやすいです。
ですので、息子には使えなくても買って損したとは思っていなかったのですが、ひょんなことから息子のお気に入りの絵辞典になってくれました。
と言うのも、たまたまその「肉」のページを私が眺めていたら息子が割り込んできて、なんとなく話の流れでお肉屋さんごっこに発展しました。
お伝えした通り、肉だけで25種類あるので、それを指さしながら
「じゃー、ベーコンと、チキンと調理済みのターキーください。」
「はい、1000円です。」
みたいなことを一応英語で会話しつつ、肉になるとCow やPigからBeefやPorkに名前が変わるのよ的な説明を交えて遊んでいました。
そうしていると、遊んでいるうちにだいたいそのページの単語は一通り息子に伝えることができます。
このごっこ遊びが息子のツボにはまったらしく、レストランのページ、調理方法のページ、マーケットのページ、ショッピングモールのページなどで次々とごっこ遊びが展開して行きました。
そして、「ページ数が多くて探すのがたいへんだから、お気に入りのページには付箋していいよ。」と息子に伝えたところ、こんなにたくさん付箋が貼られました!
5歳児は大人のように、OPDを最初のページから順番に学習して行くのはきついと思うのですが、興味の湧いたページで遊びながら単語を覚えるのであればむしろ楽しく取り組めるみたいです。
絵辞典だと、ごっこ遊びを通して子供がそのシーンに入りこんでその場を疑似体験できるので、ある意味ネイティブに近い感覚で単語を覚えられるのかなと思いました。
創造力豊かな子供ならではですね。
Longman Children's Picture Dictionary with CDs: With Songs and Chants については
こちらの記事に書いてます。
参考までに良かったら読んでくださいね。