こんにちは、みかんです🍊
この記事は、
「 Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーションのKOOVの講座に興味があり、どのような内容なのか知りたい 」
という方に向けて書きました。
Z会KOOVっていったいどんな講座なんだ?子供のためになるの??
【本記事の内容】
最後まで読んでいただくことで、講座についての理解が深まり、お子さんに向いているかどうか、自分にとって入会する価値はありそうか、などの判断がしやすくなると思います。
息子が講座に取り組んでいる写真をたくさん使って、リアルにイメージできるようにしたよ。
Z会KOOVの講座に興味のある人は、是非参考にしてね。
目次
- 小学生がプログラミングを学ぶ理由
- Z会に入会せずにKOOVで学ぶなら
- LEGOやScratchの講座との違い
- Z会プログラミング講座みらいwithソニーエデュケーションとは
- 一通り教材に取り組んでみた感想
- KOOVアプリの言語は英語にも設定できる
- まとめ
小学生がプログラミングを学ぶ理由
2020年度から、小学校でも必修科目となったプログラミング。
「子どもにプログラミングを学ばせたい」となんとなく思っているけれども、実はなぜプログラミングを学ぶのか、その理由や目的がいまいち理解できていないという方もいるかと思います。
何を隠そう、私もその一人でした。
もし理解できていないという場合は、下の記事で「プログラミングを学ぶ理由」から確認していきましょう。
Z会に入会せずにKOOVで学ぶなら
情報不足で後悔しないために、事前にお伝えしておきます。
KOOV自体はZ会に入会せずに、単体で購入することもできます。
その場合、Z会で購入するよりもかなり金額が高くなるというデメリットはありますが、Z会に入会しないので当たり前ですが毎月の教材費はかかりません。
Z会オリジナルのカリキュラムが不要な場合は単品購入でも良いと思います。
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また、全国のプログラミング教室でもKOOVを使ってのプログラミングを学べます。
自宅で時間を作って取り組む自信がない方や、一度KOOVを実際に試してみたい方などは、こちらから体験できます。
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ただし、教室で学ぶ場合はZ会よりも月謝が高いことがほとんどです。
私も比較のため色々と調べましたが、毎月1万円以上のところもたくさんありました。
また、Z会であればプログラミング以外の事も学べるというメリットがあります。
どの選択肢がベストなのかはご家庭ごとに異なると思うので、メリットデメリットを考慮して判断しましょう。
LEGOやScratchの講座との違い
Z会には、小学生のプログラミングに特化したものが3つあります。
この3つの違いが非常に分かりにくいと思うので、簡単に比較できるように表にまとめてみました。(文字が小さくてすいません)
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2021年4月10日調べ
こうして見ると、大きくわけて、
①キットを使うか(KOOV&LEGO)
②タブレットで完結するか(Scratch)
で別れます。
そして、キットを使う場合はKOOVかLEGOになるわけですが、この2択だと上の表の「こんな人向け」や価格、カリキュラムなどを見て判断できます。
うちの場合は、かわいらしいブロックが息子好みだったことと、まだ1年生なので比較的易しくて始めやすそうだったからKOOVに決めたよ。
更に、Z会のKOOVの講座に申し込むと、
「初回購入のKOOVキットが小売価格の半額以下で購入できる」
のも大きなポイントでした。
ただ注意として、この特別価格24,970円(税込)でKOOVのキットを購入できるのはは、スタンダード1(1年間)の受講修了後、続けてスタンダード2を継続受講することを前提としています。
受講費に関することやくPC、タブレットの受講環境などについては、下記のリンクから直接資料を請求して詳細をお確かめください。
Z会プログラミング講座みらいwithソニーエデュケーションとは
さて、ここから本題の
「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」
についてご紹介していきます。
この講座では、
① Z会オリジナルのカリキュラム「みらいワーク」
② ソニー・グローバルエデュケーションのロボット・プログラミング学習キットの「KOOV」
を使用して学習を進めていきます。
Z会オリジナルのカリキュラムとプログラミングを組み合わせることで、プログラムの知識だけにとどまらず「教科の枠を超えた様々な知識を利用して自ら考え、課題を解決できる力」を養っていくよ。
具体的な学習の流れ
みらいワーク(テキスト)【およそ30分】
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アプリを見ながらKOOVでロボットを組立てプログラミングを学ぶ【およそ180分】
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テーマとなる課題を解決して全国の会員と作品を共有する【およそ30分】
※その他、お子さん自身でロボットやプログラミングを創意工夫してより深く学習していくことも可能
KOOVの講座は、1か月の学習時間の目安が約4時間です。
・毎週、少しづつ取り組みたい場合:1週間に60分
・しっかり集中して取り組みたい場合:月2回、1回120分
など、各家庭で時間配分を考えて取り組むことが出来ます。
Z会オリジナルカリキュラム「みらいワーク」とは
「みらいワーク」は毎月1回届く紙のテキストです。
このテキストでは、毎号テーマとなる課題があります。
その課題の解決策を、仲間の「はかせ」と「クーボット」というキャラクターと一緒に、国語、算数、理科、社会など色々な知識をもとに考えていきます。
例えば今月送られてきたVol.1では、ある女の子から
(課題) 「海を楽しめる浮き輪を発明してほしい」
という相談が寄せられました。
そして、その女の子が満足行くような浮き輪を発明するために必要な、
・ことば
・りか・しゃかい
・さんすう
の知識を使った問題を解いていきました。
※もっと読み進めてもらったところの「KOOVの講座に取り組んでいる息子の様子」を読んでもらうと、みらいワークについてより具体的にイメージできると思います。
ロボット・プログラミング学習キット「KOOV」とは
KOOVの大きな特徴は3つです。
・シンプルなブロックとセンサーやケーブルなどを組み合わせて多彩な動きを表現できる
・KOOVアプリの「3D組み立てガイド」で組み立て方法を詳しく解説しているのでわかりやすい
・プログラミング初心者のお子さんでも直感的にわかりやすいビジュアルプログラミング※
※ビジュアルプログラミングは、小学校のプログラミング学習で幅広く導入されている形式です。画面上でコードを順番に並べていくだけでプログラミングすることができるので、操作がとてもわかりやすいという特徴があります。
KOOVはプログラミング初心者の小学生でも始めやすく、使いやすい教材になるように開発されたんだよ。
だからうちの息子も遊び感覚で楽しく取り組めているよ。
みらいwithソニーの講座に取り組んでいる息子の様子
最初に取り組んだ「みらいワーク」では、ひなさん という女の子からの、
【理想的な浮き輪がほしい】
というリクエストに答えながら、学校の教科に関連する問題(こくご、さんすう、りか、しゃかい、など)を解いていきました。
ことば、りか・しゃかいの問題は難なく解けたのですが、さんすうは苦戦!
親用のガイドにあったとおり、私がサポートして回答することが出来ました。
ワークブックを見て思ったのは、出されている問題が
日常生活に直ぐに活かせそうなものが多い
ということです。
例えば、りか・しゃかいは、「風の抵抗」に関する問題でしたが、この知識は実際に浮き輪を選ぶときはもちろん、その問題から発展して、息子が普段興味を持っている新新幹線が流線形である理由の再確認にもつながっていきました。
算数の問題では、「書類が汚れてしまい、部分的に文字が読めない」という設定で、読めない部分に何が書かれてあるのかを、別の情報を手掛かりに導き出しました。
こういった日常起きそうなアクシデントも、今ある知識をもとに考え、課題解決の練習になるんだと感心。
みらいワークは、想像していたよりも時間をかけて取り組むべき内容だったので、来月からはプログラミングとは別の日にやろうと思いました。
そして、お次はいよいよKOOVブロックを使ったプログラミングへ!
箱を開けると、キラキラとキレイなブロックが!
噂には聞いてたけど、想像以上にかわいい💞
そして、いよいよ初めてのプログラミングに挑戦です。
まず最初に、ピカピカ光る信号機を作ることによって、プログラミングの「〇回繰り返す」などの操作を学びます。
KOOVアプリの指示に従って、無事にブロックの信号機を組み立てました。
ところが、信号機のライトをオン&オフするためのコードを入力する段階で問題発生!
最初にプログラミングした時には、青信号が消えた直後に、間髪入れずに赤信号に切り替わるようにコードを並べてしまいました。
これでは、この信号を渡る歩行者(ぬいぐるみの犬)が車(パソコン用のマウス)にひかれてしまう‥
そう考えた息子は、ここからプログラミングを修整していきました。
そして最終的に、赤信号に変わる前に、何回か青信号を点滅させて歩行者に警告するステップも組み込んで、無事に信号機として機能するようにプログラミングすることができました(^^)
この一連の作業で、イメージと違う結果になってしまった時に、試行錯誤しながら修正することを経験できました。
こういった試行錯誤しながらの作業を繰り返していくことが、「学校でプログラミングを学ぶ目的」とつながってくるのかなと感じました。
ここまでで結構な時間がかかったので、一旦終了。
そして翌日、いよいよ「ひなさん」からのリクエストの浮き輪を作ります。
前回の信号機で学習した「ライトを点滅させる」プログラムを生かしてできた作品がこちらです👇3個のLEDが順番に光ります。
前回学んだコード「〇回繰り返す」もバッチリ再現できました。
さすが子どもの吸収力
一通り教材に取り組んでみた感想
最初はプログラミングを自宅で学習できるのか不安でしたが、テキストとKOOVアプリの通りに進めていくと、迷うことなく課題を完成させることが出来ました。
以下に、良いと思った点、一般的に心配と思われる点をまとめてみました。
良かった点
・親子で楽しく遊び感覚で取り組める
・考える習慣が身に付きそう
・学校の教科はもちろん、日常生活で直面する問題解決にも良い影響が出そう
・色々学べるのに通学型スクールより費用が安い
・自宅でいつでも気軽に取り組める
一般的に心配と思われる点
・KOOVブロックの取り外しがやや固い(うちの息子は力があるので外せます)
・学年によっては親のサポートが必要なところがある(うちは親子で楽しむので問題なし)
・初期費用(KOOVキット購入費)がかかるので、子供が興味を示さなかったり、飽きてやらなくなったら困る
一般的に心配と思われる点をいくつかあげましたが、わが家の場合はあまり当てはまりません。
毎月の課題が届くことで必ずKOOVに触れる機会が作れるため、今後やらなくなってしまうということも(親がしっかり管理できれば)心配ないと思います。
むしろ、テキストから脱線して息子がブロックで遊ぶ時間などもあるので、想定されている以上に活用できそうです。
最初にブロックを購入する必要はありますが、毎月の費用は通学型より安いですし、子供がたくさん使ってくれそうなので最終的にもとは取れると思います。
うちは入会して良かったよ。
追記:Z会の課題とは関係なく、KOOVアプリのロボットレシピを見ながら子供と「トランペット」を作ってみたところ、これがなかなか難しかったです。
でっぱりの向きを間違えてブロックをつなげてしまうと、後で別のブロックを繋げられない…となってしまうので、特に小さな子は慣れるまで親のサポート必須だと思いました。でも、完成したときは、達成感で大喜びでした~。
更に追記:Z会KOOVを受講し始めて3か月経ちました。
息子はKOOVの組み立てやプログラムのコーディングにも慣れ、今月は私よりもスイスイやっていた印象です。
最初は難しく感じていたブロックの組み立ても、コツがわかってきたようです。
KOOVアプリの言語は英語にも設定できる
このブログは英語に興味のあるママさんも読んでいただいているかと思うので、補足の情報です。KOOVアプリでは英語でプログラミングを学べます。
詳しくはこちら👇
まとめ
Z会プログラミング講座みらいwithソニーエデュケーションでは、
・Z会オリジナルのカリキュラム
・ソニー・グローバルエデュケーションのロボット・プログラミング学習キットの「KOOV」
を使用して学習を進めていきます。
私は「Z会プログラミング講座みらいwithソニーエデュケーション」の
・親子で楽しく遊び感覚で取り組める
・考える習慣が身に付きそう
・学校の教科はもちろん、日常生活で直面する問題解決にも良い影響が出そう
・色々学べるのに通学型スクールより費用が安い
・自宅でいつでも気軽に取り組める
といった点が気に入っています。
わが家も、最終的にKOOVの講座に決めるまで、夫婦でとても悩みました。
今回まとめた情報で、少しでも皆さんの悩みや疑問が解消出来たら嬉しく思います。
プログラミングの学習を通して、「予測できない未来をよりよく生きるために必要な力」を育てていこう。
長い文章を読んでくださり、本当にありがとうございました。
Z会KOOVの講座を受講して4か月目のブログはこちらです。
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