こんにちは!みかんです🍊国際空港勤務→イギリス留学→貿易商社勤務→専業主婦でTOEIC920点。現在は小1の息子とおうち英語実践中!
小1の息子が、1月22日に英検5級を受けました。
学校以外で受ける初めての試験ということもあって本番当日は緊張していましたが、無事に最後までやり通すことが出来たのでひとまず良かったです。
この記事では、英検5級を受けるにあたり小1の息子が取り組んだ学習内容、利用したテキスト、検定料の安い準会場での受験の感想などをまとめました。
これからお子さんに英検を受けさせようかとお考えの方は、是非参考にしていただけると嬉しいです。
息子は赤ちゃんの頃から細々とおうち英語を続けているよ。なので、ある程度の英語歴がある子どもの英検エピソードとして話を聞いてね!
ちなみに、英検を受けることに決めたいきさつはこの記事にまとめています。
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もくじ
検定料が安い準会場
英検の受験会場は、本会場と準会場のどちらかを選択できます。(1級&準1級は本会場のみ)
『本会場』とは、全国47都道府県の約230都市、および海外4都市に協会が設置している会場の事を指します。
一方、『準会場』とは協会が準会場として認めた団体が設置する試験会場で、基本的には受験者が所属する団体(学校・塾・企業など)から申込みをします。
ですが、2020年度より一般受験生を受け入れ可能な準会場団体を募り、団体に所属していなくても準会場で受験することが可能になりました。
参考のために「外部生を受け入れ可能な準会場団体一覧」のリンクを貼っておきます。
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さて、準会場受験のメリットは何と言っても検定料が安いことです。
出典:受験案内 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
上の表でもわかる通り、英検5級であれば本会場受験が3900円、準会場であれば2500円なので、準会場の方が1400円も安いです。
また、準会場には希望の会場で受験できるというメリットもあります。
本会場は申し込みの際に「希望の受験地」は選択できるが「試験会場」の指定はできなかったり、実際の試験会場は試験日の6日前にならないと分からないらしいのですが、
準会場であれば団体(学校・塾・企業など)に問い合わせすることで事前に会場を知ることができるのです。
うちは自宅から自転車で10分以内の会場で受験したよ。アクセスが楽だった~。
ただ、利用する団体によって違うようですが、いくつかのデメリットも感じました。
例えば、私が今回申し込んだ団体の場合は、申込用紙や試験結果をその団体のところまで取りに行かなくてはならなかったり、検定会場として利用した施設が古く、テーブルもグラグラして使いにくかったりしました。(あくまでも私が申し込んだ団体のお話です)
また、問題用紙が回収されて手元に残らなかったのも、もしかしたら準会場だからなのかな?と思っています。(現在団体に問い合わせ中)
とは言え、うちはお値段重視で次受ける時も準会場にしようと思う。
英検5級対策で使用したテキスト
うちが英検5級対策で使用したテキストはこちらです。
「小学生のための初めての英検5級」というタイトル通り、小学生になったばかりのわが子でも取り組みやすい作りになっていました。
どのあたりが小学生向きかと言うと、まずイラストが大きくてカラフルである事。
それによって、ページを開いた時の問題へのとっつきにくさがなく、子どもに受け入れられやすいように意識して作られていると思いました。
本屋さんで他の本と見比べてみたけど、これが一番楽しそうな問題集に見えた。
出典:Amazon 小学生のための はじめての英検5級商品紹介ページ
また、一回に取り組む問題数が少ないことも息子には向いていました。
というのも、このテキストには、Lesson1~51の全51回に渡り、英検に出てくる重要な表現が場面別に収録されているのですが、
1レッスンはたった1ページで問題が3問しかないので、ガッツリとした勉強をあまり好まない息子でも気軽に取り組めるのです。
ただし、この本のAmazonレビューの中には、「ある程度英語の経験が無いとこれだけで合格は難しい」と言う意見も見られました。
なので、この本に限らずなのですが、英検のテキストを購入する場合は実際に本屋さんで中身を確認して、お子さんに合ったものを選ぶことをお勧めします。
うちの英検5級の学習法
息子が英検5級対策で主にやっていたのは、
の3点です。
①のテキストは、取り組む日と取り組まない日の波はありながらも最後まで一通りやり切りました。
息子はおうち英語を小さい時からやっていたので学習はかなりスムーズに進み、問題を間違えることはなかったのですが、その中でもちょっとあやふやな単語や文法、フレーズなどをこのテキストに取り組むことによってであぶり出せました。
そして、それらのあぶり出された単語はカードに書いて寝る前に読ませたり、YouTubeの関連動画を何度か繰り返し見せたりかけ流すことで覚えさせました。
頻度に関する単語が感覚的にわかる動画
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文法もYouTubeの動画を利用しました。
HaveとHasの使い分けが分かりやすい動画
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また、英検の公式ホームページでは過去問を3回分ダウンロード出来るので、リーディングの部分だけ本番同様に時間を計って一通り取り組みました。
マークシート形式にも慣れておく必要があるので、小学生のための はじめての英検5級に付属しているものをコピーして使いました。
実際にやってみると、どうやら息子はマークシートの塗り間違いをしやすいということが発覚しました。
不正解だった問題をもう一度解かせると普通に正解するんだよ。てことは、単なる塗り間違い!
一応、出来る限り正確に塗るように話しておきましたが、息子の場合はまだなかなか難しいのでしょう。
学年が上がればちゃんと塗れるようになると思うので、ガミガミうるさく言うことはしませんでした。
試験当日の様子
英検はどんどん低年齢化していると聞いていたので、小さいお子さんが多いかな?と予想していたのですが、行ってみると幼稚園年長と思われる子と小1の息子の他は小学校中学年~高学年のお子さんがほどんどの印象でした。
場所や回によっても様々なんだろうけど。
会場は年季の入った近所の公民館だったのですが、建物だけでなく設備も古かったらしく、机の脚に付いていたストッパーが機能しなくて息子が少し寄りかかるとシャーと動いてしまいました。
また、エアコンの空調がややうるさいのでリスニングの時は消して行ったようです。
ストッパーの効かない机をシャーシャーずらして隣のお姉ちゃんに迷惑かけないように言い聞かせたよ。
解答用紙が配られると住所や氏名等を記入するのですが、保護者が代わりに書いても良いとのことでした。
そして、ここでひとつ慌てたのは、解答用紙の記入の注意事項のところに、「解答用紙はHBの鉛筆かシャーペンで記入するように」との指示があったことです。
団体の方から聞いていた持ち物には「筆記用具」としか書いていなかったので、何も考えずに息子の4Bの鉛筆を持ってきてしまっており、これはどうしたもんだと会場の人に聞いてみました。
すると、「4Bでも大丈夫だと思います」との軽い返事だったので、それを信じてそのまま受験しました。
小心者の私はホントに大丈夫だったのかな~??と今でも心配しています。
さて、そんなプチパニックをひとまず乗り越え、試験がいよいよ始まる時間になりました。
ここで保護者は教室を出ていかないといけないのですが、息子の表情を見るとさすがに緊張しているようでした。
けれども、やるときはやる息子です。(普段は単なるお調子者ですが。)
私は「頑張ってね!」と声をかけてロビーに向かい、試験が終わるまで落ち着かない気持ちで待機していました。
英検5級の試験を終えてみての感想
私的には、この体験を通して息子の英語に対する取り組み方を見直すきっかけになったように思います。
これまでは、楽しく動画をみたり会話をしていることが殆どでしたが、今後は英検で定着した学習方法を適度に取り入れていくことによって、今までよりも効率的に英語力を伸ばすことができるのでは?と感じています。
年齢的にも今年で8歳になりますし、学習の要素にも少しずつ耐えられるようになって来たというのもあります。
とは言え、あくまでも楽しいのが基本で、勉強要素はまだまだ抑え目にして小出しにしていく感じだけども!
これまでの練習問題の出来からしても、今回の試験はよほどのことがない限り受かっているのではないかと期待しているのですが、実際に結果が届くまではやはりそわそわします。
いずれにしてもまた一つ経験を積むことが出来たので、思い切ってチャレンジして良かったです。
まとめ
この記事は、英検5級を受けた息子について書きました。
うちは準会場で受験し、費用を安く抑えました。
テキストは「 小学生のための はじめての英検5級 」を使いました。
息子が英検対策で主にやっていたのは、
の3点です。
受験当日はHBの鉛筆かシャーペンを持参した方がいいです。
結果が出るまでまだ暫くかかるようですが、息子の頑張りが報われるよう祈っています。
どっちにしても息子はよく頑張りました!